2012年11月6日火曜日

(ロジャー)コーマン帝国

見よう見ようと思ってやっと手をつけたら、思った通り最高。作品群に目が行き過ぎていまいち生きる(動く)存在としてロジャー・コーマンを意識したことがなかったので、ザ・アメリカンなかなりの人間圧のある姿をしているものばかりと思っていたら、(劇中誰かも言っていましたが)これがほんとインテリジェンス溢れるどこかの大学の先生のような落ち着いたいでたちで、そのパンチの効いた彼の作品群とのギャップに仰天してしまった、というこれだけでこの作品の価値が僕にはありました。本人、ハリウッドの偉人たち、身内などなどのコーマン帝国の息のかかった人間たちがロジャー・コーマンという人物とその安かろう悪かろう(でも面白かろう)な作風について語り上げます。世話になったジャック・ニコルソンなんて最後泣きながら喋ったりと、そして最後には2009年にアカデミー名誉賞を受賞したシーンもあったりと、求めていなかったけどこれはこれで心地いい感動感もひとしおな内容でした。でも最後のエンドロールはロックンロール・ハイスクール。見事でした。