2012年5月5日土曜日

0505 はじまりの記憶 杉本博司

訳あって杉本博司のドキュメンタリー『はじまりの記憶』をDVDで。DVDがあるんだったら見てみたいなって思っていたところ先月末にタイミングよく発売されました。 

アート方面に関しては無知もいいところなので全くの知識ゼロ状態で見たのですが、これがこれが最初っから一気に引き込まれました。「杉本博司、とりあえずすげー」、というこの感覚は、先日見たエルブリのドキュメンタリーの感覚に近いです。監督は、大根さんが今年の邦画No.1と早くも言っていた『KOTOKO』の塚本晋也監督の現場で学んだという中村佑子さん(77年生まれ)。

最初に杉本博司の最新仕事である五輪塔を見せ、そこに至るまでの歩みを体系的だけどシンプルに分かりやすく追い、ラストでまた五輪塔で締めくくるという、僕みたいな杉本博司超素人には極めて優しい作りで見せてくれて、ほんと流れもスムーズで、しかもタイトルに付けられている"はじまりの記憶"という意味もしっかり合わせて杉本博司の懐(頭の中)に触れさせ垣間見せてくれたサプライズに満ちた83分でした。凄いです。