2012年3月8日木曜日

0308 アナザーアース

まだ29歳という年齢にして書いて演じれる目下大注目ブリット・マーリング脚本&主演第1作目『アナザー プラネット』こと『Another Earth』を。ある岐路においての「人生右に行くか左に行くか」という選択肢のもう一つの実際に進んでいない方のメタファーとして描かれる迫り来るもう一つの地球、そしてもう一人の自分というものが、ありそうでない感覚のSFスタイルで進んでいくその感じが、話しのシンプルさゆえのパワープレイはあれど、投げっぱなしの落ちの余韻も含めて全くもって心地よかった内容でした。

この『Another Earth』、そしてブリット・マーリングに関して日本語のインタビュー記事が一切ないので慮るばかりなのですが、たぶんブリット・マーリングが大学生の時にインターンとして働いていた某ビッグ証券会社で「自分の居場所はここではない」と大学を中退しキューバへ渡った(らしい)という体験などもトレースされているのではと思います。ちなみにキューバへ赴いたブリット・マーリングはアメリカとキューバという2国間の関係性の中で何人かのボクサーとバレリーナを映したドキュメンタリー『Boxers and Ballerinas』を2004年に撮っています。
そしてブリット・マーリングの脚本&主演第2作がこの『Sound of My Voice』。またしてもSFだそうです。しかもカルト宗教+SF。ブリット・マーリングは『Another Earth』の劇中ではずっとフードを深くかぶっていてそのフードスタイルがとても印象的かつ象徴的だったんですが、この『Sound of My Voice』ではもっとやばそうなものをかぶっています!これも早く見たいですねー。