2012年2月29日水曜日

0229 Un amour de jeunesse

どうも前からその名前と年齢が気になっていた81年生まれのフランス人女性監督、Mia Hansen-Løve(ミア・ハンセン=ラブ)。
長編第1作目は『Tout est pardonné)』、続く2作目は日本で公開もされた2009年の『あの夏の子供たち』、と見れば面白いのかもしれませんがここまでは一切ピンとこなかったので未見ながら、この第3作目『Un amour de jeunesse』にはそこはかとなく吸引され、思い切って音声フランス語という敷居の高さながら見てみました。

字幕無しの音声フランス語は字幕無しの音声英語に比べて、個人的体感で言えば約3倍は集中力を擁するこの環境下、そしてもちろん詳細には何を言っているかはほぼ分からないながら、不思議なことに大まかには分かりさらっと見れました。この"見れた"という理由がミア・ハンセン=ラブの作風ゆえかまでは分かりませんが、確実に言えることは主演の女の子、Lola Crétonの見映えゆえ。このLola Crétonには一瞬で覚めてしまったメラニー・ロランに足りない何かがあるような気がしてなりません。

話し自体はこの英題、『Goodbye First Love』そのまんま。彼氏が突然南米に一人旅に出かけ、最初は帰りを待っていたんですが、全く帰ってこないので、建築かなにかのかなり年上の先生と付き合い出したところに、ある日突然彼氏が帰ってきて...という内容。ラストで、この初恋が終わる象徴としてのエンディングシーンが(とてもとても)好意的に見れば「こんな感じか~」っていうちょうどいい余韻で、そこで流れるJohnny Flynn & Laura Marlingの「The Water」がこれまたばっちり合っていてここはかなりグッときました。とにかくLola Crétonが最高、そしてラストのJohnny FlynnとLaura Marlingのデュエット曲「The Water」の歌も最高、よってその2つを使った監督のMia Hansen-Løveも最高、とまではまだ言えませんが、ピンときた甲斐はありました。