2012年2月11日土曜日

0211 AIR『月世界旅行』

AIRの6枚目のアルバムはなんと、世界初のSF映画と言われているジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』カラー版のイマジナリー・アルバム。1902年にモノクロ/サイレントとして作られたジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』↓。

古いものなので著作権も関係なくなり、全編当時のヴァージョンはみれます。で、これの手仕事によるカラー・ヴァージョンが1993年に発見され現代の技術で修復され、そこにAIRが音楽を付けて昨年カンヌで上映されました。

その上映された一部その1(月へと一行が向かう場面)

その上映された一部その2(打ち揚げられ、月が近づいていって、着いたんだなって場面)

その上映された一部その3(一番最初にnownessでこの場面のクリップを見たときはあまりのモンドっぷりに驚きました。場面的には、月に着き、寒くなったので地下にもぐってみるとそこにショッカーみたいな"月人"がいて捕まっちゃった、という場面)

これらを通して見れる全16分のカンヌでも上映された完全版がセットで付いてくるDVDに収録されています。アルバムの方は、このカラー・ヴァージョンの音楽のために制作されたものをより広げ、アルバムとしてAIRが作ったというもの。まず白黒のヴァージョンを見て、そしてDVDで今回のカラー・ヴァージョンを通して見て、「うまくカラー・ヴァージョンのサウンドとして、1902な空気感や初SF感なども含め、エール作ってるな、悪くない!これはこれで好き!」と、どれだけの人が思うかは正直相性だと思うのですが、僕はアルバムも含め、そしてこれぞ作品(アルバム)として随分楽しめました。アクセントとしてのボーカルは基本AIRのNicolas Godin、そしてM2ではBeach HouseのVictoria Legrand、M7ではAu Revoir Simoneがそれぞれフィーチャーされています。


全然関係ありませんが、この『月世界旅行』カラー・ヴァージョンを見たら、兄コッポラの『CQ』が久しぶりに見たくなりました。