2011年12月2日金曜日

1202 THE THING (2011)

THE THING』(仮『遊星からの物体X 前日譚』)を。
先日見たジョン・カーペンター最新作『ザ・ウォード』は、アジャの『ハイテンション』とザック・スナイダー『サッカーパンチ』を足したような内容のものをジョン・カーペンター大先生の後光で包み込んだような神々しい感じでとても楽しめたという記憶覚めやらぬ中、なんとそのジョン・カーペンターが監督し、カート・ラッセルの主演で有名な『遊星からの物体X』(原題『THE THING』)の前日譚となる内容のものが、タランティーノ『デス・プルーフ』でカート・ラッセルと共演していた、
チアガールの子ことメアリー・エリザベス・ウィンステッド主演で登場。

落ちが予め見えるというハードルの高さに挑んだ前日譚を作ってみようと思ったその志しの段階で素晴らしいので、あの独特のジョン・カーペンター『遊星からの物体X』のパラノイア感はもちろんないながら(あたりまえ)、ものすごく好意的に見れました。前日譚ゆえ時系列軸上はあれよりも前なんですが新ネタも含め全然見映えは今日的。しかし、この物体Xというクラシック感がなんちゃってにはさせてくれないまっとうのSFホラーになっているのではないでしょうか。
デスプルーフ時の感はないながらスコット・ピルグリムでのキャラよりは良かったんじゃないかと感じるメアリー・エリザベス・ウィンステッドもがんがんに火を放ち物体X退治をがんばってました。全然面白かったです。


【参考図書】
『福岡伸一 動的平衡2 ~生命は自由になれるのか~
"生命の本質は、自己複製ではなく、絶え間のない流れ、すなわち動的平衡にある..."
物体Xに相通じています。