2011年1月31日月曜日

0131 その街のこども 劇場版

その街のこども 劇場版』を。
物語が入り込んでしまった目頭がしらふに戻らず、言えることはただただ、「ありがとう」と。宇の言う通り、まさにビフォア・サンライズ@神戸。この余韻はたまりません。いつでも泣けます。

2011年1月30日日曜日

0130 Richard Hawley - Tonight the Streets Are Ours


祝日本公開決定のBanksyのムービー『Exit Through the Gift Shop』で、大フィーチャーされているナイスチョイスグッドミュージックが、このRichard Hawleyの「Tonight the Streets Are Ours」。今夜、ストリートはおれらのもの!

2011年1月29日土曜日

0129 [the films of] Sofia Coppola


The Virgin Suicides, Lost in Translation, Marie Antoinette & Somewhereを2分22秒で。

2011年1月28日金曜日

0128 David Lynch『Good Day Today / I Know』

デヴィッド・リンチ、入ってます。

↓DAVID LYNCH - GOOD DAY TODAY【VIDEO CONTEST WINNER】


↓DAVID LYNCH - I KNOW【VIDEO CONTEST WINNER】


http://genero.tv/davidlynch/

0127 ドアーズ/まぼろしの世界

ドアーズ/まぼろしの世界』をDVDで。
編集がパーフェクト。車のラジオから「ジム・モリソンがパリで死んだ」と流れる出だしから相当面白いです。最近ではジュリー・デルピーの『パリ、恋人たちの2日間』にもアイコンとして名前が出てきていたジム・モリソンですが、その「ジム・モリソン」と言うだけでおおよそのカウンターカルチャー一式を漂わすことができる抜群の時代感を含めたネーム・ヴァリューも凄いです。トカゲの王よろしく、さながら「バッド・ルーテナント」とも狂気がかぶります。

If the doors of perception were cleaned, everything would appear to man, as it it: Infinite
知覚の扉を清めれば、万物の本質が見えるはずだ。無限に。

2011年1月26日水曜日

0126 BLUE HAWAII / BLOOMING SUMMER

モントリオールの男女デュオ、Blue Hawaiiの1stアルバム『Blooming Summer』。
アー写でジャケ写のような不思議なレイヤード感も聴けばとてもすんなり入り込む、サングラスをかけたBeach House的桃源郷サウンド。まさにあこがれのブルー・ハワイな雰囲気です。エンドレスでビューティフルにサマーが色付き(ブルーミング)ます。素晴らしい。



2011年1月25日火曜日

0125 LET ME IN

楽しみにしていた『LET ME IN』をDVDで。
あの『ぼくのエリ 200歳の少女(LET THE RIGHT ONE IN)』をクローヴァーフィールドのマット・リーヴスがリメイクしたとなれば、見ないわけにはいきません。舞台をスウェーデンからニュー・メキシコに移し、200歳でも少女でもないエリ役にはクロエ・モレッツ(exヒット・ガール)。このマット・リーヴス版では名前はエリではなくてアビーとなっています。さすがマット・リーヴスだけあって、「ヴァンパイアっていったら化け物だろ!」と言わんばかりにアビー(ぼくのエリで言うところのエリ)の化け物具合が凄いんです。そして、その化け物感を煽る得意のVFXもパワー全開。本家で見せてくれた独特の詩的な北欧感は、なんとなく汲み取り表現しようとしている意図は伺えるものの、間(ま)や話の流れが強引なので大味感だけが結果目立ちグッとはこないのですが、しかし、そこを求めたらかわいそうなので、「やっぱ、こうなるよな~」とにんまりしながら見る分には、そこはクロエ・モレッツ×マット・リーヴスゆえにそれはそれで十分余裕で面白いです。『入ってもいいですか?』でもタイトルは何でもいいので、あれだったら日本ヴァージョンもせっかくなので見てみたいところです(うそ)。

本作『LET ME IN』に至る前日譚のストーリーが描かれているコミックスも出ているみたいです。
http://www.darkhorse.com/Search/let+me+in

0125 DESTROYER / KAPUTT

「素晴らしい!」「最高だ!」「びっくりした!」「この人、誰だ?」と、
歴が長いにも関わらず、一部(?)で話題騒然のDan Bejar(The New Pornographers)によるソロプロジェクト、Destroyer最新作『Kaputt』from MERGE。
Pitchfolkがフュージョン感のいい例えを載せていたので、それをそのまま引用すると、チャック・マンジョーネだとか、シャーデーだとか、ロキシー・ミュージックだとか、スティーリー・ダン。恐ろしくムーディーに込み上げていきつつも、そこはスムース、そしてアダルト未満の背伸び要らずなAORでヤング・オリエンティッド・ディスコ。一部なレベルではなくて、むちゃくちゃいいです。最高。


アルバム1曲目「Chinatown」。最初からとろけます。


ロマンティック・キラー。タイトル曲「Kaputt」。


上の「Kaputt」の次の曲「Downtown」。


全部いいんですが、この曲もいい「Song for America」。

2011年1月24日月曜日

0124 TENNIS / CAPE DORY

デンヴァーの夫婦デュオ、テニスがめちゃくちゃいいです。リリースはFat Possum Recordsから。
ジャケットでリサ・ハートマンをリスペクト↑していることからも分かるように、スピリットとしてこんなディスコを醸しつつもサウンドはスローダンス。今日的なローファイ~ビーチ・ポップな浜辺的ノスタルジックな響きと、ガールズ・ポップ/ガールズ・グループ系を彷彿とさせるロマンティックでキュートな感触が合体したかのような絶妙の温度感で極めてしっくりと聴かせてくれます。通して聴けばもうメロメロです。


アルバム・オープニング曲にして既に白眉。


タイトル曲「Cape Dory」。


ライヴもいい。


ナイス・マッチ。


最新PV。


アルバム・ラスト曲。

2011年1月22日土曜日

0122 Smith Westerns - Weekend PV


まもなく。Magic Kidsではなくて、Smith Westerns from Fat Possum Records! Tennisの次です。

0122 Superchunk performs Hello Hawk


懐かしい。久々に聴きました。(via Merge Blog)

2011年1月21日金曜日

0121 亜熱帯ガール PV (alternate ver.)

0121 ソーシャル・ネットワーク

デヴィッド・フィンチャー『ソーシャル・ネットワーク』を週の初めに。面白すぎます。最高。
ストーリーのFacebookとかといったパソコン話しというよりかは、内容的には恐ろしく良く出来た狂った非モテ(さすがジェシー・アイゼンバーグ主演作)で学園カースト・ストーリーにつき、これを機にもっともっとハーバードのカーストが世に出てくれば面白いと思います。見分不相応さと、完全に出来上がってしまっているハーバードのモテとサクセスのレールゆえ、全くモテることも上り詰めることも出来ないその強靭なハーバード・ピラミッドに反旗を翻し、その社会的(ソーシャル)つながり(ネットワーク)のフォーマットに乗らず、自分の才覚だけで別ルートで歩むという、反•社会的(ソーシャル)ネットワークで親セラピー的ネットワーク。後者のセラピー役としては、おいしいところを全て持っていくジャスティン・ティンバーレイクが素晴らしく好演しています。

ジェシー・アイゼンバーグ演じるマーク・ザッカーバーグの親友役として、新スパイダーマンことアンドリュー・ガーフィールドがエドゥアルド役で出演しているのですが、ジェシー・アイゼンバーグといいアンドリュー・ガーフィールドといい、余裕で大学生に見える外見の素晴らしさも外しません。

それにしても、なんなんだあのラストシーンは?と、もうぐっとこずにはいられないんですが、この映画の枠の中だけでは完璧ではあるものの、実際ザッカーバーグは途中から出てこなくなった中国系のガールフレンドが現実にはしっかりいる、ということには事実としては萎えるのですが、映画の枠の中が完璧なのでもう不問です。また、本作はアンドリュー・ガーフィールド演じる元親友エドゥアルドの視点で原作が書かれていることもあり、どうなんだ?って思うところは全てデヴィッド・フィンチャー的には「各自で判断して」というスタンスなので、かなり恣意的で強引であるとは思うのですが、その強引さも展開、テンポ、描き方がまあ見事なので、ザッカーバーグのマイウェイ感も象徴/表現し面白くさせています。間違いなく天才が裏返った奇人ではあるとは思いますが、個人的には別にマーク・ザッカーバーグが悪だろうが善だろうが、この人がFacebookで世界を変えたとか云々などはどうでもよく、これまでのどんな非モテで学園ものよりもパンチがあるハイクオリティで映画として面白い作品であったということに尽きます。いちいち会話のシーンがウディ・アレン級に面白いんです。で、ラストがあのせつな。たまりません。話題となっていたトレント・レズナー(NIN)のスコアもパソコンとインダストリアルの親和性により(笑)、ゴージャスに高揚させてくれ、作品のスケール・アップに素晴らしく貢献、マッチしていました。

0121 『子どもと昔話』2011年冬号

どうも今週はきつい。飲む点滴(エナックロイヤル)やリアル点滴(病院)を繰り返すも、3日連続失速し早退。人間の数が多い神戸なんかに行ったせいか、はたまた『ソーシャル・ネットワーク』のラストシーンにぐっときすぎたせいか、、とにかくこのダメだこりゃ状態の体調から早く脱したいものです。

子どもと昔話』2011年冬号、届きました。
「う~」も今号で第22話目です。今回、内容的には「もう古いの計画」の補記~プランド・オブソレッセンス
最後のところに、斜めに見られる(らしい)「う~」と自分の関係を憂いつつも前を向いたようなことが書かれていたのですが、そのつながりこそがかっこいいところであると、個人的には強く思っています。

2011年1月20日木曜日

0120 FEIST / LOOK AT WHAT THE LIGHT DID NOW

2010年12月、なぜかアメリカ盤はプロテクトがかかっていて入ってこなかったFeistのこのDVDが、2011年、晴れてプロテクトが取れめでたく入荷。すぐプロテクトを外すなら最初からかけないでもいいような気がしなくもないのですが、いろいろ事情があるのでしょうとおもんぱかるばかりです。
まずは1時間17分強に及ぶアルバム『The Reminder』の製作過程とそのツアーの様子を収めた本編のドキュメンタリーが見応え抜群。しかしながらわりといろんな人が喋るので、英字幕だけではなかなかすんなりとは飲み込めず、厳しいところがあるにはあるのですが、実に雰囲気があって映像的にも素晴らしく十分余裕で見れます。さらに、気が利いたことに、大量に収録されているその後のボーナス・コンテンツが質、量共にとんでもないです。『The Reminder』ツアーのライヴ・パフォーマンスをフルで5曲、インスタレーション・ライヴを1曲、ゴンザレスがラップをしFeistがシャウトする変態ジャムセッション(必見)、あの男前キリアン・マーフィー(!)が出演する「フローズン・リバー」と「レディ・イン・ザ・ウォーター」を足したような「The Water」、Broken Social SceneのKevin DrewがDani Kindとぶつぶつ言い合う「Departures」という2編のショートフィルム、そしてPVを4つと優に1時間越えの充実振り。とどめとしてCDまで付いている2枚組みです。CDの方にはゴンザレスの優美なピアノ・スコアも4曲入っています。


そして、3月の終わりにはGonzales『Ivory Tower Deluxe Edition』(CD+DVD)なるもののアナウンスも。DVDの詳細は不明ながら、"あれ"しかないんじゃないかと楽しみにしています。

0120 She & Him - Don't Look Back PV


NEW SHE & HIM VIDEO! directed by jeremy konner.

0120 Best Coast - Crazy For You PV


ねこ監督。

2011年1月17日月曜日

0117 SOFRITO

安定感抜群の瀬戸内海式気候ばんざい、とは思いつつもそれにしても寒いです。ぼくの家では、お風呂と台所以外は蛇口を回しても水が出なくなってはや3日目を迎えています。気分だけでも、ということで、凍結した水道管も「なに凍ってるんだ!安定感を忘れたのか!」と目を覚ましてくれそうなトロピカルなSOFRITOのリエディット集を。

2011年1月16日日曜日

0116 シュウゴの震災すべらない話・完全版

テレビマンズ(大根 仁/岡宗秀吾)+川辺ヒロシ(TOKYO No.1 SOUL SET)「シュウゴの震災すべらない話・完全版」@神戸

こんな不謹慎なイベントには行く以外ない、ということで見に行ってきました。先日、稲田屋で「岡宗くんが凄い話しを持っているんだ」と、さわりだけ大根さんから伺ってはいたのですが、はんぱなかったです。
内容は、1月14日金曜日に「阪神淡路大震災から16年! あの日、岡宗秀吾が体験した話」と題されて放送された内容と基本同じながら、生で大根さんや川辺さんとの掛け合いで繰り広げられたそのエピソード群は十分にお金を払って聞かせて頂く価値がある臨場感抜群のエンターテイメントで、今でこそ笑える爆笑珍回顧録の連続ではあるのですが、「生きる」ということに力強く焦点を定めた"いい話し"として着地してくれるあたりが、極めて完成度の高い寓話的側面もあり激しく感銘を受けました。

それ以外では、いつ耳にしてもやはり川辺さんの語るソウルセットの成熟した距離感の話しは面白いですね。


阪神淡路大震災から16年! あの日、岡宗秀吾が体験した話
↓今ならまだPodcastで聴けます。最高ですので是非。
http://www.tbsradio.jp/dig/sample.html

0116 エリックを探して

かじさんに教えてもらったケン・ローチ『エリックを探して』を神戸で。
原題は『Looking for Eric』。ここでの"Look for"は第1義の「探して」だけでは言い得てなくて、第2義の「招く」とか第3義の「予想して」も含めて"Look for"。エリックとは主人公のダメ中年エリックと、その同じ名前のサッカー選手、エリック・カントナのこと。最初に結婚した奥さんとの間に子どもが出来たとき、そのあまりの責任の重さにパニックになり逃げて(家出)しまったダメを絵に描いたような主人公のエリック。再婚はしたものの多分彼のダメさゆえか2番目の奥さんとも別れ、その2番目の奥さんの連れ子2人と3人暮らし。その連れ子2人もどっちもバカでギャングもどき状態。自分のダメさにもやりきれなく腹が立っているのに相乗して、息子たちのあまりのバカさや部屋の汚さ礼儀のなさに半分八つ当たり半分指導的に騒ぎ立ててみたりするのですが、基本、部屋の感じはエリックも息子2人も一緒で、エリックの部屋には崇拝するカントナのポスターや写真だらけ。最初の奥さんとは長らく音信不通(自分が逃げ出したので自業自得)の中、最初の奥さんとの間に出来た一人娘の縁によって久々に最初の奥さんと街で会うことになったエリックですが、あまりの緊張で名前がてれこになり2番目の奥さんの名前で呼びかけてしまう(笑)最低の失態を披露。そんなこんなでますます「おれはダメ人間だ」と自責の念を積もらせて元気がなくなっていたエリックをみかねた彼の友達たちの一人、通称ミートボール(太っているので)が、万引きしてきた自己啓発の本を取り出し、エリックを含め友達みんなを集める。輪になって座り、「まず両手の中指と親指をくっ付けろ、そして空想の鏡の前に立ち、自分を無条件で愛してくれる人の姿を思い浮かべろ、だれかいるだろ?一人くらいは、それが出来たら、その自分を無条件で愛してくれる人の立場、視点に立て、出来たか?、出来たら今度は自分が一番尊敬している人間を思い浮かべろ」という具合に啓発シュミレーションを実施したところ、当然エリックの一番尊敬する人はエリック・カントナ。そうこうしたあと、夜、マリファナたばこを吸っていたエリックの前にエリック・カントナが現れて、、、。

最初はラリッているときだけ出てきていたカントナですが、ラリっていないときでも普通に出て来始めだした光景が、主人公のエリックが探して招いて予想して「心にエリック(・カントナ)を」が体現できた描写の暗喩でダメ脱出の階段になっていることや、終盤はやや誇張したケン・ローチ感ではあるのですが、言い換えれば分かりやすい労働者/民衆(の力)感でしかもコメディなので痛快でした。面白かったです。

あと、サッカーには疎いのでマンチェスターと言ったら、ユナイテッドかシティかみたいなある時期で止まったブリットな知識しかないので、キーワードとして出てくるユナイテッドとFCユナイテッドの違いなんて知る由もなかったのですが、全然知らなくても何とか理解出来る範囲内でうまく説明してくれていました。このあたりもコメディになっているので、詳しい人ならもっと肉体的にも面白いかもしれません。

2011年1月14日金曜日

0114

新スパイダーマン、アンドリュー・ガーフィルド(27)初出しフォト。前のトビー・マグワイアは僕と同じ年だからかなり若返りました。この世代交代には一抹の寂しさや違和感は拭いきれませんが、時の流れを受け入れていこうと思っています。あと、トビー・マグワイアだったらリュックは両肩で背負うんだろうと思いますが、アンドリュー・ガーフィルドはワンショルダー。

http://moviesblog.mtv.com/2011/01/13/first-look-at-andrew-garfield-as-spider-man-is-here/

2011年1月13日木曜日

0113

もっと聴きたい全7曲。すごく良かったです。パッケージが待ち遠しい。

↓CD Journalの記事にいろいろ載っています。小西さん、かじさんのコメント必読です。
http://www.cdjournal.com/main/news/shoko/36076

0113 アンストッパブル

トニー・スコット『アンストッパブル』。
前作『サブウェイ123 激突』に続いてまたもや電車もの、そしてデンゼル・ワシントン。『サブウェイ123 激突』は『サブウェイ・パニック』のリメイクだったのでこの『アンストッパブル』も『暴走機関車』かなにかのトニー・スコット版かといろいろ見てはみたのですが、『暴走機関車』のリメイクでもなんでもなくて、オリジナルとのことでした。ぼくは普通に良かったとしか感じなかった『サブウェイ123 激突』は、不評だったと見聞きしているんですが、それもうんちくの多いリメイクゆえ、しかし、このオリジナルな『アンストッパブル』はうんちく一切関係なし。止まってはくれない暴走する列車をただ止めにかかるのみ。小麦か何かの穀物が噴き出すとんでもないシーン(まともに前面から体全面に浴びていたので死ぬと思います)や、暴走列車の上を仁王立ちで掛けていくデンゼル・ワシントン(絶対に落ちると思います)などスクリーン上の奇跡の見映えもばっちり。なんせタイトルが『アンストッパブル』です。分かりやすく明快です。そういうのでいいんです。実に映画を見た気にさせてくれます。それに、どのあたりからかはよく分かりませんが、例えば『北国の帝王』などあたりも含め、アメリカ電車(列車)ものはザ・アメリカ人のスピリッツが脈々と流れ、且つ過剰にスパークするので大好きです。余裕で面白すぎました。

2011年1月12日水曜日

0112 ハーブ&ドロジー

見たかった『ハーブ&ドロシー』を尾道で。
アートやアート云々と言われると、正直身構えてしまうんですが、そんな小物的スタンスもふっ飛ぶ最高の見終わったあとの満足度と余韻。こんなドキュメンタリーなら毎日見たいと思わせてくれる映画としても飽きさせない素晴らしいリズムと完成度で素晴らしかったです。それもこれも、ハーブ&ドロジー夫婦の魅力ゆえ。誉め言葉として「狂っている」と言えるその芯の通ったぶれずに突き進む狂えるコレクター・スピリットは正にパンク、そしてラブ。老後のプランは白紙ながら、積極的に夢見ずにはいられない正にア(↑)コガレのハーブ&ドロシー。素敵すぎます。

0112 THE RADIO DEPT. - PASSIVE AGGRESSIVE SINGLES 2002-2010

スウェーデンはマルメ出身の3人組バンド、The Radio Dept.(ザ・レディオ・デプト)。約10年で3枚のアルバムしか出していない(=PASSIVE)彼らの高貴で孤高の超インディペンデント感(=AGGRESSIVE)が存分に感じ取れる鬼シングル・ベスト2枚組!出ました!
これは最高に気が利いています。所属レーベルLabradorから2002年にリリースされたデビューEPから順に、貴重な全てのシングル曲のA面(表題曲)を収録したディスク1、そしてそれらのシングル群のカップリング曲をこれまた年代順に収録したディスク2の2枚組。この2枚で、現在聴くことが難しい彼らのシングル収録曲を全てカバーでき、しかもどちらのディスクもリリースの順に楽曲が並んでいるので、バンドの歴史の感じも掴めてしまうすぐれもの。最高過ぎてたまりません。

配信のみだった「We made the team(ディスク1 M8)」「The new improved hypoc(ディスク1 M14)」や、EPが廃盤ゆえにソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット』のサウンドトラックでしか聴けなかった「Pulling our weight(ディスク1 M5)」、Go-Betweensのカバー(ディスク1 M9)やあのSadeのカバー曲(ディスク2 M12)なども入っています。

ブックレットにはそれら全シングルのアートワークも網羅。日本盤なので歌詞、対訳、解説、ボーナストラック(リミックスが3曲)も付いて、CDの仕様は高品質時代の最も新しいハイクオリティディスクと誉れ高きBlu-spec(もちろんどのプレイヤーでも再生できます)!高音質につき、より臨場感抜群にせつなく(時に甘く)内に込み上げ感極まること間違いのない全31曲。全く媚びていないこのジャケも最高ゆえに、ジャケにひるまず是非聴いてみてください。

パッケージ自体も存在感抜群に極めてブ厚い豪華デュオケース。

The Radio Dept. - Never Follow Suit(ディクス1 M13)

イントロから胸鷲掴みでそのまま最後まで。

The Radio Dept. - Heaven's On Fire(ディクス1 M12)

出だしの声はソニック・ユースのドキュメンタリー『1991: The Year Punk Broke』からサーストン・ムーアの声をサンプリングしたもの。そこからキラッキラに雪崩れます。

The Radio Dept. - Pulling Our Weight(ディクス1 M5)

ソフィア・コッポラ『マリー・アントワネット』のサウンドトラック収録曲。

2011年1月10日月曜日

0110 Tennis - Pigeon PV


テニスのニューPV「ハト」。最高。来週です。

2011年1月9日日曜日

0109

今頃になってふらっと始めて聴いてみた昨年12月14日放送分のサタデーナイトラボ「オレのレコード大賞2010」【前編】にて、西寺郷太さんが2010年一番良かった曲として、カジヒデキとリディムサウンター「リバー・リバー」を選んでました。西寺郷太さんが素晴らしいことは知っていましたが、さすがです。デトロイトメタルシティは分からなかった(笑)宇も素直に「すげー、かっこいい」と。ぼくの2010年アルバムランキングには分かりきり過ぎているのでカジヒデキとリディムサウンター『Teens Film』は入れていませんが、あの山もあの川も越えて(She & Himもベルセバも越えて)、リバー・リバーゆえに、当然1位の上に『Teens Film』があるということをあえて記しておきます。

http://www.tbsradio.jp/utamaru/2010/12/2010_6.html

2011年1月8日土曜日

0108 Gonzales - You Can Dance PV


ア・ナイス・ニュー・ビデオ。Directed by Jonathan Barre

2011年1月7日金曜日

0107 グレッグのダメ日記

2011年最初の待ってましたのお楽しみ作品『グレッグのダメ日記』をDVDで。
原作はポプラ社から日本語訳も出ている子ども漫画で、アメリカでは大ベストセラーならしいんですが、この映画で初めて知りました。ひねくれ具合もナイスなダメ中学1年生の主人公グレッグが、アメリカ学園ヒエラルキーに果敢に下剋上を仕掛けていくも、基本、その行動全てが完全にバカなために、ことごとく失敗していくその過程がとにかく愛らしく最高。さらがら『スーパーバッド/童貞ウォーズ』の中学生版のノリです。

アメリカ学園もの的にも「チーズ・エンガチョ」といった狂った言葉や、青い中学生ならではな勢いの会話「なんでお前はリュックを両腕で背負うんだよ!」「だって肩に掛けるのが2つあるから」「片腕だけ、1つだけかけるのが中学生的にはクールなんだよ!」「だったらなんでリュックには2つ肩にかけるやつが付いているだよ?」「それはリュックを作ったやつがバカでダサいんだよ!」といった掛け合いも満載(笑)。一学年上の中2役の先輩としてリアル中学生のクロエ・モレッツも出てきます。

あと、「Zoo-Wee Mama」という落ち的な決めぜりふの言葉も出てきて、みんな大うけで笑っているのですが、日本人的には馴染みなく、多分"Wee-Wee"と"動物園みたいな"っていうことを掛けて幼児的ネイティヴな面白感情表現として意味させているんだろうなということは、だいたい想像付くのですが、ネイティヴとの温度差を真面目に感じるようなレベルの言葉でもないのでさらっと乗っかりました。

0107 Destroyer



良過ぎる。フュージョン・インディ?The New PornographersのDan Bejarのソロ・プロジェクト、Destroyerの今月末に発売されるアルバム『Kaputt』に入っているタイトルトラック。これも発売はMergeから。最初に登場してくるギークがこの曲を歌ったり作ったりしている人ではありません(笑)

0107 Jonny



ノーマン・ブレイクの新しいユニット、Jonnyが素晴らしい。左はGorky's Zygotic MynciのEuros Childs。こちらもいい顔してます。

2011年1月6日木曜日

0106 年末年始落ち葉広い

年末年始DVD落ち葉広い。といっても見たのは全て年末ですが。そして年末ゆえに、重たいものは一切見ていません。

意を決してトワイライトを。誰も薦めてこないし、全く積極的に見たくはなかったトワイライトですが、「渇き」だとか「ジェニファーズ・ボディ」だとか、そして「ぼくのエリ」だとか、他たくさんの昨今のヴァンパイアものを語る上でスルー出来ないという大義を表に、トワイライト1(トワイライト~初恋~)、トワイライト2(ニュームーン/トワイライト・サーガ)を一気見。やっぱ、見ないと分からないですね(笑)。もう見ているだけで恥ずかしいんですが、その恥ずかしさが超本格的なので、このトワイライトな恋愛事情には苦笑いを通り越して"アコガレ"に感じさせてくれる盛り上がり具合。「死ぬまでずっと一緒」「お前を守る」「好き」、そして「私のために争わないで」、基本その繰り返しの長尺ながら飽きさせないありあえない展開の連続に「へー、2の方は監督はクリス・ワイツなんだ」みたいなことはどうでもよく見入ってしまうさすがのヤング・バイブル。一切文句はありません。とにかく、やはりというか、ここでもというかクリステン・スチュワートが暗すぎて最高です。3も見たいです。

見逃していたリチャード・ケリー『運命のボタン』。邦題はボタンですが、原題は「THE BOX」、断然作品の味というかリチャード・ケリー的にもニュアンスは正に"箱"です。主演はチャード・ケリー史上最も華のあるキャメロン・ディアスゆえに、うんちく抜きでも十分楽しめるさすがの完成度。「ドニー・ダーコ2」の消化不良も吹き飛ぶ、見たかったリチャード・ケリーな宇宙的内容です。完璧。

かねがね見たかったサイモン・ペッグの「How to Lose Friends & Alienate People」が、レンタルのみで、そしてジャケには主演のサイモン・ペッグを排除して登場。このジャケで邦題が『セレブ・ウォーズ / ニューヨークの恋に勝つルール』なので完全に見落としそうになりましたがピンときて拾い上げました。一見キルステン・ダンストとミーガン・フォックスが草食肉食で争い合うとんでも作品に見えますが、そんな内容ではありません(笑)。ストーリーのプラダを着た悪魔のなんとか版な体もどうでもいいです。サイモン・ペッグがサイモン・ペッグらしく、そしてキルステン・ダンストがキルステン・ダンストらしく、さらにミーガン・フォックスがミーガン・フォックスらしく映えている真っ当作品。付け加えるならロン毛のかつらのジェフ・ブリッジスも。すごく良かったです。

Mr.ゴールデン・ボール / 史上最低の盗作ウォーズ』。これは究極に邦題が下品です。さすが"ナポレオン・ダイナマイト"を"バス男"とされてしまったジャレッド・ヘス監督作品だけあります。で、実際内容も邦題に負けず超下品で正直若干引きはしたのですが、この手が好きであれば十分見れます。バス男の次にジャック・ブラックで「ナチョリブレ」を作った感じは皆無。数年先は間違いなく(いい意味で)カルトでしょう。

EASY A』を輸入盤で。非モテ(一部モテも)もののアイドルとして全く外れなしでキャリアを積めばスパイダーマンのヒロインになれることを証明したエマ・ストーン。そのエマ・ストーンの非モテもの真骨頂作品。

2011年1月5日水曜日

0105 ペルシャ猫を誰も知らない

ペルシャ猫を誰も知らない』を。
とって付けたような邦題ですが、これ、原題が『NO ONE KNOWS ABOUT PERSIAN CATS』なので、一緒なんです。主人公2人が飼っているのは犬ですが、要所で猫も出てきます。内容的には、イランの首都テヘランを舞台にした、イランという国の社会背景を全面に織り込んだインディ・ロック(~イラン・アンダーグラウンド・ミュージック絵巻な)青春群像ドラマで、主人公の男女カップルが組んでいるバンドの名前は"Take It Easy Hospital"。その彼らが、自由な音楽活動を求め、ロンドンへ旅立つ前に、テヘランでライブを開くべくバンドのメンバーを探し回っていく中でのごたごたを通じてイランの現状をみせてくれるというもの。

イラン映画としては2007年の『ペルセポリス』という映画が非常に記憶に残っているのですが、ペルセポリスが70年代から90年代あたりの超ごたごたイランを描いていることもあり、怖いもの見たさでそんなことを求めて見ると正直一見ぬるいのですが、そんな不謹慎な目線にはさせてくれない、ちょうどいいリアリティで、もちろん実感、実態としてのイランという国なんて分かっているとは言えないながら、この自然な若者目線のイランに感情移入できてしまうというか、題材も音楽ゆえにするっと共感できるんです。ストーリーは半分ドキュメンタリー・タッチで、もう半分はドラマ仕立て、登場人物は実際のミュージシャンやその場のスカウト→ゲリラ撮影→大急ぎで完成、という流れもいい意味で温度感が伝わってきて、別に荒くて上等で上出来です(笑)。

それに、イアン・デューリーの映画なんてそのキーワード的に全部NGで作れないであろうイランにあって、そのNGの一つ、ロックンロールを題材にしただけでも素晴らしいです。十分心意気が伝わってきます。

また、この主人公の男女カップルが組んでいる"Take It Easy Hospital"というバンドは実際にも存在していて、そのエレポップとオルタナティヴ感が全然ストライクの範疇なので普通に音楽も良く、全くださいとは感じませんでした。あと、この男女カップルのバンドメンバーからパスポートやビザの手配諸々をコーディネートしていく役としてナデルという人(生計は海賊版DVD)が出てくるのですが、彼の口八丁手八丁さと男気、その男気が裏返ったダメさ具合がキャラ的に最高で、愛嬌抜群にまくし立てるシーンなどさすが劇中登場してくるメインどころとしては唯一の本職と言っていい俳優だけのことはあり、あじがありとても良かったです。

2011年1月4日火曜日

0104 キック・アス

2011年のスクリーン見始めはこれしかない!と、待ちきれずに岡山で『キック・アス』。なんとほぼ空席無しの満員状態。みんなキック・アスを見たいがために集まってきているかと思うと、楽しくなりました。福山では15日からなので、「まじか!」と映画館がびっくりするぐらい人が押し寄せて、是非満員になって欲しいところです。
内容的には既に輸入DVDで何度も見ているので、概要は頭に入っているものの、せりふ細部の言葉的な意味合いでスルーしていた部分がしっかり字幕で補完出来きてパーフェクト。もちろん福山でも見ます。

0104 メキシコ~夕陽のギャングたち

メキシコ、流行ってるのか?「TRANSIT11号 永久保存版 メキシコにときめいて」に軽くときめきはするも、やっぱりこっちだと思いDVD見始めはセルジオ・レオーネ『夕陽のギャングたち』を再見。
革命とは暴力だby毛沢東!という最初のテロップから最高のメキシコ人民革命ウエスタン。何度でも見ればしびれます。

0104

新年。

抱負としては、2010年に完全にやり残した、トマス・ピンチョンの『メイスン&ディクスン』を読み上げること。きざな感じで言っているのではなくて大真面目です。