2010年11月30日火曜日

1130 キャロル・リード『フォロー・ミー』

アメリカでもイギリスでも、世界のどこでもDVDになっていないキャロル・リード『フォロー・ミー』のDVDが日本で出た!待ってました。

1130 30-Minute Interview with ‘Somewhere’ Director Sofia Coppola


何を言っているのかさっぱり分からないんですが、とにかく30分話しています。ヒアリングの訓練にでも。

http://www.slashfilm.com/mcns-30minute-interview-somewhere-director-sofia-coppola/

2010年11月28日日曜日

1128 ゾンビランド

『ゾンビランド』をやっと。

"ゾンビから身を守る方法"を細かく説くストーリーにしては、"ゾンビは光に集まってくる"という前提を知らないこととしてエマ・ストーン姉妹が最後、遊園地に行ってしまうということも、もう、それはお約束の見せ場として全然何の問題もない、そんな、予想以上には面白くなかったけど、ウディ・ハレルソンがとにかく最高ということと、大フィーチャーされていたビル・マーレイがエンド・クレジット終了後に「さらは、モグラ」と、あの『ボールズ・ボールズ』での大ウケ台詞を再現して発した一コマも見れたし、細かいネタでいろいろ笑えて余裕で面白かったです。

1128 モテキDVD BOX!

モテキDVD BOX!大根さん&未來による楽しみにしていた全話オーディオコメンタリー音声入り!そして、「モテキみたいにあんな都合のいい出来事が起こるはずがない!おれはモテキが好きじゃない!モテない奴の気持ちをこれ以上食い物にするな!」と、高らかにモテキに対し怒りの声を上げて始まる「メイキングofモテキ もうひとつのモテキ」他多数が収録された特典ディスクも必見!

ちなみに、DVD BOXの箱を両側にスライドさせると、僕が一番好きな第3話での「500日のサマー」スーパー・オマージュ・シーンの写真が登場してきます。500日のサマーでは、ジョゼフ・ゴードン=レヴィットが事を成し終えた後の脳内描写としてのダンスシーンでしたが、モテキのフジはメールをもらっただけで脳内がダンス・ダンス・ダンス(笑)。

2010年11月27日土曜日

1127 ドニー・ダーコ2

遂に出てしまった『ドニー・ダーコ2』をDVDで。

邦題は『ドニー・ダーコ2』ですが、原題は『S. DARKO』。Sはドニー・ダーコの妹、サマンサ・ダーコのSで、今作ではサマンサが主役となっています。兄のドニー・ダーコ(ジェイク・ギレンホール)は前作で死んでしまったので出てきません(ついでに言えば、一番上の姉エリザベス・ダーコことマギー・ギレンホールも出てきません)。そしてこの『ドニー・ダーコ2』は前作『ドニー・ダーコ』で監督/脚本を手がけていたリチャード・ケリーは一切関与していないという、「チャード・ケリーじゃないの?じゃあ、だめじゃん!なぜ作ってしまったんだ!」と多分誰もが思うであろう作品ではあるのですが、『ドニー・ダーコ2』と名乗るからには当然見捨てるわけにはいきません。(一応、リチャード・ケリーは"キャラクター創造"としてクレジットはされていますが"元のを作った人"というニュアンスの肩書きです)

『ドニー・ダーコ2』という名前だけあって、前作『ドニー・ダーコ』路線(見よう見まねのチャード・ケリー路線、もしくは世界の終わり路線)で作っているのですが、「あの安っぽい怪奇ホラーかつなんちゃってJホラー的描写はなんなんだ?うさぎのお面を作っているところ見せるなよ!」他多数、突っ込みどころ満点で、やってしまった感はありありゆえ、基本ダメなんですが、「そんな感じだろう」というレベルも大幅に超えてないし、ネタがネタだけにこれがこれで不思議に面白かったです。なんてたってタイトルが『ドニー・ダーコ2』で、主役の妹サマンサもいつのまにかこんなに大きくなっているんです。

左が『ドニー・ダーコ』でのサマンサことデイヴィー・チェイス。右はマギー・ギレンホール(姉のエリザベス)。(マギー・ギレンホールは先日見た「クレイジー・ハート」ではジェフ・ブリッジスと付き合ってました。その前は「ダークナイト」です。そういう点からも必然的にいい意味で今作には用がありません)

今回の『ドニー・ダーコ2』でのサマンサことデイヴィー・チェイス。基本半裸なんです。映画秘宝で長谷川町蔵さんが「デイヴィー・チェイスのイメージDVDとして見るなら悪くない」という感想を書かれていて(笑)、かなり言い得て妙で笑いました。そういうことなんです。

また、微妙にチャード・ケリーの『ドニー・ダーコ』の次の作品にあたる『サウスランド・テイルズ』テイストも入っていたりと、実は分かっている作りではあるにも関わらず、偉大なる前作『ドニー・ダーコ』(言い換えるならばチャード・ケリー) を越えようとする志しを最初から持たず(おそらく)「ジェイク・ギレンホールは設定的に死んでいるし、姉のマギー・ギレンホールが主役で行くと格的にもまじめに作らないといけないしバジェットも膨らむし、でも、妹のサマンサ役の子、わりと大きくなったし、それで主役で続編作ったら意外で案外これはこれで面白く見れるんじゃないか?」というノリ(かも?ということ)もアイデアとしてそれはそれで嫌いではない、そんな『ドニー・ダーコ2』でした。これで成立することが分かったので、(もちろんありえませんが)『ドニー・ダーコ0』や『ドニー・ダーコ3』もそっと期待しています。

2010年11月26日金曜日

1126

http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-1060-5.html
ドグマ、刷り込み、、。

http://minnanokouenn.blogspot.com/2010/11/tokyoshibuya30-2010.html
ナイキ云々という意ではなくとも必見。

http://daysjapanblog.seesaa.net/article/170681585.html
中国新聞一面とのこと。

http://tsurumitext.seesaa.net/article/170652635.html
テンションを下げるという次元ではなくて。

http://d.hatena.ne.jp/zoot32/20101125#p1
おもしろくない映画は面白いは真。

2010年11月25日木曜日

1125 キック・アス

かばんのなかに入っている本3

キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!と、思わず柄にもなく顔文字を使いたくなるキックアス原作コミックの日本語版!

1125 アンヌ・ヴィアゼムスキー

かばんのなかに入っている本2

今月の映画秘宝の柳下さんのレビューを読んでこれはと思い購入。「バルタザールどこへ行く」を合わせて見なくては!

1125 真夜中のギャングたち

かばんのなかに入っている本1

出まくるし読めないしで、あきらめていた柴田先生の本を今回はスルーせずに久々に。バリー・ユアグローのすこぶる読みやすい超短編集で、テーマはなんと、やくざのニュアンスのギャングたち。手に取るだけで面白そうな雰囲気そのままに、実際読んだらとまりません。ドラマ、もしくはショート・フィルム化を激しく希望します。

1125 No Joy from Mexican Summer


Mexican SummerからアルバムがまもなくのNo JoyのPV。ナイス。

2010年11月24日水曜日

1124 Pretty Poison

今月の小説すばるの町山さんの連載『トラウマ映画館』に書かれてた「Pretty Poison」を読んだら見たくなったので見てみる。邦題は「かわいい毒草」ですが、日本盤のDVDは出ていません。

主演はアンソニー・パーキンスとチューズデイ・ウェルド。妄想壁があり身の丈以上に自信過剰な人間、アンソニー・パーキンスが街で見かけたかわいいチューズデイ・ウェルドの気を引くために「おれはCIAだ」と名乗り、CIAプレイをしていく中で、「この人かっこいい」とチューズデイ・ウェルドもぞっこんになってしまい、次第に主導権をチューズデイ・ウェルドが握り、そしてチューズデイ・ウェルドが無邪気なまでに狂っていく(銃を撃ちまくってしまう)というストーリー。それらに、アンソニー・パーキンスが働く工場から無自覚に川に流されている排出物(化学物質)という、まだ公害という意識が希薄だった設定当時(60年代のアメリカの田舎)の社会情勢をかけています。無邪気で無自覚に大胆なことをしていくととんでもないことになる、ということ。

キネマ旬報のデータベースには結末として「スー・アン(チューズデイ・ウェルド)は全部の罪を彼(アンソニー・パーキンス)になすりつけて」とありますが、少しニュアンスは違い、チューズデイ・ウェルドみたいな無邪気でかわいい人間が捕まるよりも自分が捕まった方がいいと、アンソニー・パーキンス自ら進んで罪をかぶって出頭するんです。好きな女の子の罪をかぶって自分が牢屋にはいるなんて、アンソニー・パーキンス、男だ!ということではなくて、そういうことも含まれて入るのですが、無邪気で無自覚に考えないで行動することは「毒」であるということへの提唱と、「俺はやはりわかってしまった」という(間違った)喜びから。

で、チューズデイ・ウェルドといったらあのマシュー・スウィート「ガールフレンド」のジャケの人でもお馴染みですが、実はこのタイトル、チューズデイ・ウェルドからの抗議で変更になったものとのことでした。最初にマシュー・スウィートが付けたタイトルは「Nothing Lasts(永遠なものなどなにもない)」というものだそうで、"Girlfriend=チューズデイ・ウェルド"というのと、"Nothing Lasts=チューズデイ・ウェルド"では印象が大幅に全然違うので、マシュー・スウィートがその意で最初付けたのかと思うとちょっとはっとしました。

1124 Danuel Tate's Mexican Hotbox

メキシコという言葉にはどうも弱い今日この頃のメキシコ・バウンス!


Cobblestone Jazzのキーボードの人です。Myspaceではパイナップルをかぶっていました。パイナップルをかぶる人にはずれはありません。かっこいいです。

1124 Arp

Arpの新作。とても心落ち着きます。アートワークはZOE GHERTNER


BOMBsessions: ARP from BOMB Magazine on Vimeo.

2010年11月23日火曜日

1123 ミツバチの羽音と地球の回転

ミツバチの羽音と地球の回転』を見に尾道へ。

地球温暖化という言葉は言葉だけ見れば分かりやすい。地球が温暖化しているという前提にたった言葉で、その前提には意見あれど、その言葉からのストーリーは見えやすい。しかし生物多様性という言葉はどうかというと、地球上には人間を含めたくさんの動物や植物いるというのは前提というよりは事実なのでそこに疑問を挟む余地はないのですが、もちろん循環や生態系を守るという方向の意味においては有意義な用語であるとは分かりつつも、どうも言葉自体の解釈の幅が広そうで若干のアレルギーにも似た良く分からなさを感じ、にらめ付ける言葉として注視してはいるのですが、そんな個人的勉強不足の話しはどうでもよくて、祝島です。隣の県です。使えるものは全部使って戦えばいいんです。

環境をお金に代えない、人々の暮らしを守る戦い。僕も日々「祝島島民の会blog」と「虹のカヤック隊」の更新される日記を見てはいるのですが、やはりこの映画を見てそれらの日記を読むとさらに感覚的近さを覚えます。原発なんて無い方がいいに決まっているとは考えつつも、持続可能な暮らしの仕組みに関して当事者ではないけれど人ごと感ではない心持ちのレベルでなんとか映画を見たり日記を読んだりと、遠巻きに関心を寄せることしかできませんが、暮らしを守るために戦っている人は応援したい、そんな気持ちでいっぱいです。戦いは続いています。あと、関心があるゆえに見てみたい気にさせてくれたこの映画の存在と内容の素晴らしさは言うまでもありません。

上映後、監督の鎌仲ひとみさんの話しが聞けるというのでそのまま拝聴してきました。自身の作家としてのルーツから六ヶ所村、この祝島の映画までをかなりアグレッシヴに気持ちを込めて約1時間お喋りになられて、その話しと監督から受けた印象をふまえ映画を振り返ってみると、こういう人がこの映画を作ったんだなあと、そのアグレッシヴな熱意が伝わってきて改めてとても感動しました。

2010年11月21日日曜日

1121 サーム・ファラマンド

Klaxonsのビデオが大変なことになっている!現在YouTubeなどの動画サイトでアップ即抹消のいたちごっこが繰り返されているNSFW(Not Safe For Work)仕様で、仕事中に見たら確実にこれで頭もお腹もいっぱいになります。

監督は最近ではSoulwaxのDVDやSimian Mobile DiscoのPV他多数で有名なサーム・ファラマンド。あのミシェル・ゴンドリーと同じ映像プロダクション「パルチザン」に所属しています。Klaxonsとは「Magick」「Echoes」などに続いて。サーム・ファラマンド、完全にきてます。



↓そのロングヴァージョン

Study After Cruel Intentions(危険な香りの研究)
2009年発表の約20分の短編 by サーム・ファラマンド。

THE XX × サーム・ファラマンドのインスタレーション体感アプリ


ライブ・ビデオ・インスタレーション by サーム・ファラマンド。

サーム・ファラマンドの最新CMはギネス

2010年11月20日土曜日

1120 エリックを探して


かじさんがサッカー関係の話をされていて、サッカーに関しては疎い中に疎いので何のことか分からなかったゆえに(ほろ酔いも合わさり)思考が停止していたら(ケンなんとかという選手かな?とか思っていたら)、竹田さんに「ケン・ローチ知らないの?」と突っ込まれ、そのケン・ローチのことか!とふと我に返ったその映画が、ケン・ローチ監督最新作「エリックを探して」。見ます!

1120 Scenes From The Suburbs


映画館にも見に行って(途中で出て)、DVDが出たのでDVDも買ったのに(ほっとらかし)いまだに実はまだ半分も見ていない「かいじゅうたちのいるところ」。カレンOが歌った予告編がずば抜けて良かったので、そっちに隠れ気味だったArcade Fire×Spike Jonzeのこのトレイラー(↑)でしたが、このコンビの新作(↓)が出てました。


Spike Jonzeの来るべき短編(SF?)「Scenes From The Suburbs」の予告編兼Arcade Fire「The Suburbs」のPV。

まあ、これも見ますが、Spike Jonzeもほくほくのやはり大ヒットらしい「Jackass 3D」は日本ではいつなんだろうか?公開の気配すらありません。

1120 GIRLS


Magic Kids、Teengirl Fantasy、Glasserのアルバムときて、来週Girlsのミニアルバムが!Tru Panther絶好調じゃないですか!

http://www.truepanther.com/#/

2010年11月19日金曜日

1119 Coffee & Cheese Tart & Rock & Roll Tour

今週はかじさんのことだけを考えて過ごそうと思っていたところ、16日の火曜日に不意にかじさんNARIさんがお店に来てくれて、僕の念も捨てたものではないな(笑)と勝手に感じつつ、昨日18日の木曜日にソーズでかじさんの"Coffee & Cheese Tart & Rock & Roll Tour" @ 福山を。たくさんの方に来て頂きまして本当にありがとうございました。


久しぶりにEggstone「Water」のカバー、「水」も演奏。知りませんが日本も水メジャーを目指しているならその清い精神の象徴として、いまこそこのかじさんの「水」を使うべきです。また、7月に見たとき、バンドのメンバーが一列に並んで楽しそうに踊っていた「ロックと長靴」も今回NARIさんの素晴らしい指導のもと"Run Run Run"と手を振りみんなでダンス。2011年もこれで踊りたい、そんな、早く音源化が待ち遠しい名曲です。

「(きみがやるの)分かってるよね」と竹田さんに言われ、「(ぼくがやるということは)分かってます」と、あけみさんと一緒に売りまくった物販。

今回のツアーTシャツはこれ。開場前、物販の前にいたかじさんに、「これ、あれですよね」と、いかにも知った気で(笑)会話ができたし、あらかじめ見ておいたことがばっちりだったイアン・デューリー物語DVD仕様です。僕もTシャツ買いました!

ライブ終了後は、BOND CAFEに場を移して食事を。そして、最後にパチリと記念に撮った写真のセンターは今年もあべくん(笑)でした。

2010年11月17日水曜日

1117 Warpaint

LAの4人組ガールズ・バンド、Warpaintのデビューアルバム。なんだこのイノセントなPVは?いいじゃないか、と思っていたら実はカメラに映っていない外には怖いおじさんたちがいた(笑)、そんな、Andrew Weatherall参加作。とてもいいです。

1117 Stereolab

Stereolabのニューアルバム『Not Music』。来年で20周年だそうです。そのうち15年くらいはリアルタイムで聴いてきましたが、いまだに何のことかよく分かってません(笑)。ですが、この音を聴いてのWelcome Back感は毎度毎度実に心地いいです。


前作『Chemical Chords』から。

1117 KISSES

KISSES!
わりと前から出ていた印象もデジャブではないのですが、これが"This Is Music"からのアメリカ盤です。良すぎます。

1117 スコット・ピルグリムVS.ザ・ワールド

福山での公開を待っていたら2012年になりそうなので、我先にと『Scott Pilgrim vs. the World』。「ショーン・オブ・ザ・デッド」、「ホットファズ」のエドガー・ライト最新作!主演のマイケル・セラは最近気持ち見飽きた(笑)感(うそうそ)も若干ありますが、おもしろいはず!ジェイソン・シュワルツマン(上真ん中)、いい顔してます。

2010年11月14日日曜日

1114 Feist『Look At What The Light Did Now』


FeistのドキュメンタリーDVD『Look At What The Light Did Now』が来月。さらっとトレイラーを見てみたところ、ゴンザレスやBroken Social Sceneのケヴィンも出てきてました。楽しみです。


で、このゴンザレスのフィルム、『Ivory Tower』はいつになったら見れるのだろうか?

2010年11月13日土曜日

1113 SR サイタマノラッパー

今出ている「群像」の高橋源一郎の連載"日本文学盛衰史 戦後文学篇"で「SR サイタマノラッパー」が取り上げられていて、これが実に興味深く共感を覚える内容のものでした。映画を見てその小説版も読んだという尾道生まれの高橋源一郎が語るこの埼玉県深谷の「SR サイタマノラッパー」論。間違いなくここ福山にも人ごとではなくリンクするであろう、若者、青春、そして何か大切なもの。
映画「SR サイタマノラッパー」はもちろん最高にストーリーとして面白い反面、"若者、青春、大切なもの"をくるみ込んで封をしてしまうさびれた街の空気感が痛々しいまでにリアルに描かれていて、「社会って」みたいな灰色感にも触れ、苦しくもあるんですが、努力しない(できない)=ダメという構図を越えた清々しいまでの「やっぱりマインド」という境地を同時代的感覚溢れた作りで見せてくれて必見ではあるのですが、その映画を補完する小説「SR サイタマノラッパー」も素晴らしかったです。主人公のイックにマルコムXの精神が入っていた(笑)こと他、より各人物の描写や背景に肉付きが増えていてさらに理解が深まったことは言うまでもないのですが、小説版まで書いてここから伝えたい監督の想いみたいなこともさらに重量が増したそのソウル・ストリーにただただ感動で、あの極めて印象的で象徴的なラストのシーンも文字ならではに実に染みました。高橋源一郎はラップを「直接性」とか「肉体」という表現で書いていて、「直接性を失うとき、その表現はどうやって生き延びていくのだろ?」と締め、次号へと思わせぶり(笑)にまとめていたのですが、直接性を失うどころか、さらにその直接性が正へと進んだらしい(?)映画の続編「SRサイタマノラッパー2」がもうじき広島(の方)でやっと始まるみたいなので是非確認しに行こうと思っています。

2010年11月12日金曜日

1112 Sex & Drugs & Rock & Roll

イアン・デューリーに猛烈にはまっているとかじさんが日記にかかれていて、紹介していたイアン・デューリー物語の映画『Sex & Drugs & Rock & Roll』をかじさんが見たならと僕もDVDで。イアン・デューリーを演じるのは『ロード・オブ・ザ・リング』のゴラムでお馴染みのアンディ・サーキス。イアン・デューリーに関してはリアルタイムでもなければ、"猛烈"にはまったこともないのでその人間像に関してはまるで知らなかったのですが、この映画、アンディ・サーキス演じるイアン・デューリーの魅力がはんぱなく、さすがロックスターという勢いで見せてくれます。



そんなに思い入れのない僕とかだと実際似ていることもあり、アンディ・サーキス=イアン・デューリーという認識になって、今度何か他のでアンディ・サーキスを見ても、もうイアン・デューリーにしか見えないかもしれない、それぐらいの鬼演技、アンディ・サーキス、そしてイアン・デューリーの魅力でした。

しかし、"さすがロックスター"といえる行いゆえに完全に規定路線の家庭崩壊の軌跡は、そりゃしょうがない、といった感じではあるのですが、そのあたりにも不幸にリンクしてしまう幼少期にかかった小児麻痺による片足の障がいと、それに起因して起こる並々ならぬトラウマとの葛藤を背景としたロック/パンク稼業の道が実に人間味溢れそれはそれは大変見応えがありました。

で、これもそうなのですが、最近日本語字幕が付いていないDVDを見るときに思うのですが、ノリとして輸入盤のCDを聴く感じに普通に見ればいいんじゃないかと思っています。ポイントとしては多くを求めずとにかく見進める、これに尽きます。これがこれで不思議に見れるんです。

ちなみに、Googleで"イアン・デューリー"と入れると、大根さんの「イアン・デューリーの思い出@1987.6.17後楽園ホール」という日記がトップに表示されます。

1112

東京から折に触れてライブや試写会のご案内を頂くのですが、ぷらっと伺える感じではないので苦水を多々飲んでいる中、これは行きたい「松島町山未公開映画祭」。。しかし無理だー!

2010年11月10日水曜日

1110 モテキDVD BOX発売記念@福山 12月21日

モテキDVD BOX発売記念@福山 やります!
日時:12月21日(火)20:00~
場所:BOND CAFE
チケット:1500円

今月12日(金曜日)からこちら広島県でもめでたく放送が始まるドラマ『モテキ』。こちらで始まるのが遅いせいもあり、今月末にはその『モテキ』のDVDも発売になるのですが、そのDVD発売を記念してドラマの監督、大根仁(おおねひとし)さんをお招きしての『モテキ』話し満載のトークイベントです。

とりあえず今週金曜日深夜1時から広島テレビで第1話が始まりますので、とり急ぎではございますが、是非ご覧になっていて下さい!
ドラマは正直ここ10年~15年くらい、『トリック』しか見た記憶がなくて、で、その『トリック』がとにかく好きだったですが、その『トリック』の監督はあの映画『21世紀少年』の監督他でお馴染みの堤幸彦さんでその堤幸彦さんの直系にあたり事務所も一緒なのが大根仁さん。まだもちろん『モテキ』は見ていないのですが、その『モテキ』の一つ前の大根仁さん監督作のドラマ『湯けむりスナイパー』をとりあえず拝見させて頂かなくてはと見たのですが、最高に面白かったです。
あの『トリック』での仲間由紀恵、阿部寛を中心とした何とも言えない空気感や間などを彷彿とさせながらも、日本人が見るドラマという限定された対象に遺憾なく訴えかける「くだらない」という言葉が「最高」の意で使える極めてハイな好感と視聴満足感が味わえるとんでもないコメディのツボが満載でとにかく素晴らしかったです。ドラマって面白いですね。『湯けむりスナイパー』に関しては主役の遠藤憲一を始めメインどころの演者が全て抜群の味を出していた中でもとりわけ、「愛のむきだし」の園子温監督最新作「冷たい熱帯魚」での演技が凄いことになっているらしい"でんでん"の存在感がはんぱなかったです。大根さんには是非でんでんに関して聞いてみたいです。でんでん、凄いです。でんでん、『モテキ』にも出ているみたいなので楽しみです。

最近ツイッターの方は文字通りIf possible状態で全然つぶやききれてないのですが、今回の大根さんはくわだくんがツイッター経由でキャッチしたこともあって、ツイッター、改めて凄いなー、そして楽しいこと運んでくれるなーと実感しています。

詳細は追って。

1110 妹尾美穂@Cable

妹尾美穂さんのアルバム発売記念ライブを拝聴させて頂きにCableに!
先日岡山の方に持って来て頂いた音楽祭のフライヤーをめくっていると完全に見覚えのある顔が載っていて、それが妹尾美穂さんだったのですが、実は僕の元同僚なんです。不勉強もいいところなくらいに全然知らなくて、びっくりだったのですが、アルバムを出され、福山でライブをするということでそれは行かねばということで昨日伺ってきました。
素晴らしかったです。そしてがんばってるなーと。聞き惚れるほどに間違いなくうまいです!ジャズ・ピアニストですが、歌えるのではないかと思えるほどに楽曲の間のMCの声も良かったです。

これだけ微笑まれたらスルーはできません。うちのお店にもありますので、是非買って聴いてください。
ジャケットと本人のキャッチーさはそのままに、アイドル的なベビーフェイスだけでは説明できない情感とグルーヴで実にじっくりと聴かせてくれます。さすがプロです。ライナーに載っていたのですが、よく売れた記憶があるコンピレーション『Ghibli Of Life』にも妹尾さん、参加していました!

このYouTubeのプロモ映像、最高です。HPもありました

2010年11月9日火曜日

1109 Aeroplane

Googleの画像検索で"Aeroplane"と入れたら当たり前のように飛行機の画像ばかりが出てきます(笑)。そんなベルジャン、Vito De Lucaのソロ・プロジェクト(で良かったんでしたっけ?)Aeroplaneのヒット曲盛りだくさんのアルバムがEskimoから。Daft PunkがEskimoから出した感じといったらたぶん分かりやすいんじゃないでしょうか。

Uffieの「Pop The Glock」のビデオにも出ていたというLAのティーンガールSky Ferreiraや、ブルックリンの3人組Au Revoir Simoneなどの女子たちも参加。空をも飛べる上げ上げの楽曲の着地としてのラストに収録されたAu Revoir Simoneが歌う曲「We Fall Over」は一際ランディングしていていいです。

Aeroplane - Superstar from casey raymond on Vimeo.

2010年11月8日月曜日

1108 オーケストラ

メラニー・ロランゆえ見よう見ようと思っていたら見逃していた『オーケストラ』をDVDで。
原題の『Le Concert』というタイトルは頭に入っていたのでメラニー・ロランだし、フランス映画かと思っていたのですが、見進めるうちに、あれ?これロシア映画か?とも思ったのですが、やっぱりフランス映画だった『オーケストラ』。30年前にロシア政府の反ユダヤ政策により解体されてしまったロシアの楽団が、ひょんなことからパリの一流劇場で人気ソリスト(メラニー・ロラン)を客演に迎え、チャイコフスキーを演奏するまでを、フランス映画ならではのどたばたコメディで見せてくれます。

先日、ロシアのメドベージェフ大統領が国後島を訪問するという、日本人の理解を超えた出来事がありましたが、日本人としての感情論は思い切ってひとまず置いておいて、やはりロシアという国の風土/気質というものを頭に入れておかなければ何も解決しないということがとても良くわかるロシア人風刺になっていて、それをフランス人がしゃれの範囲内でとてもコメディ感抜群に描いているという、フランス人の対ロシアへのこなれ具合は大いに見習うべきところではないか?と思えるような視点でも見れるあたりが面白いです。ばかにしてはいるのですが(笑)、フランス人、繋がった大陸に住むものとしての理解はあるんです(多分)。
基本おやじばかり登場する中での紅一点、メラニー・ロラン(↑)の華がはんぱないこともさることながら、『イングロリアス・バスターズ』に続いて自身のルーツでもあるユダヤ系の血筋役を演じているところも興味深かったです。最近ルイス・ブニュエルの『昼顔』を見たのですが、改めて若いころのカトリーヌ・ドヌーヴに似ているとまじまじと思いました。もっともっと貫禄が出てきたらメラニー・ロラン、伝説になれます。

2010年11月7日日曜日

1107 NestRest

NestRest

欲しい。。

2010年11月6日土曜日

1106 最低

どこで見聞きして名前が頭に入っていたのかだけが全然思い出せないのですが、とにかく楽しみにしていた今泉力哉監督初作品集『最低』が出たので見ました。『最低』『微温』『足手』という3つの短編が収録されています。
面白い(笑)。

今泉力哉=ダメ恋愛映画と言われているだけあって、どれもこれもびっくりするくらいダメダメな男(女)の恋愛ものなのですが、そのダメダメな男がなぜかモテているというか、彼女がいるという前提での話の展開が(僕は知りませんが)普通に今日的にあるのかもしれないそのシチュエーション、空気感のもと転がっていって見入らせます。

アメリカの非モテものとかと違い教訓的な仰々しい落ちは一切ないので、ここから何が得られるかは分かりませんが、ほんと、面白いです。全部面白いです。特に『最低』のラストの長回しシーンにはしびれました。あと、作りが一見軽そうに見えても、目を凝らして2回3回と見てみたら実は細部は細かく計算された(と思える)構図に多々気付きます。
収録されている3つの作品全てにメインとしてくるのがこの男(↑)なのですが、最初は顔も含めなんなんだこの男は?(誰なんだ?)と思って見ていたのですが、そのへたうまな演技に独特のテンポとリズムがあって、見終わればこの男「最高」という賛辞に変わりました。





“自分の好きなタイプの女の子ばかりで映画を作る”という俺の出来ない“モテる監督”が使う技を、 今泉は毎回やってのけるので正直ちょっと嫉妬するし、羨ましいです。 その上出てくる女の子がいつもカワイイので悔しいけど早く新作が観たいです。出来れば長編で。山下敦弘(映画監督)
この山下監督のコメントには「まさにそれ!」と、丸ごと激しく頷きました。

1106 最優先


ファッションの人が聞いているのかどうかはよく分かりませんが、思わず口ずさんでしまうほどに相当いいです。

2010年11月2日火曜日

1102 カジヒデキとリディムサウンター 『TEENS FILM』は本日!

入ってます!
同じく本日入荷のホフディランのライヴアルバム『14年の土曜日』のブックレットには、特別対談"ホフディラン×カジヒデキ"が収めされています。

こちらも!今月18日!
Coffee & Cheese Tart & Rock & Roll Tour
2010.11.18.(木)@ 福山:SO・S DINER

2010年11月1日月曜日

1101 カジヒデキとリディムサウンター 『TEENS FILM』は明日!

I LOVE YOUで死にたい、いや死ねる最新作が明日。あの山を、そしてあの川をも越えれる奇跡の合言葉はリバー・リバー・リバー。いくら路頭に迷っても自己啓発本だけは手に取らないと誓い興味なしで生きてきたことも報われた素晴らしき"革命"のTEENS FILM!やはり革命でした。さすがです。最高です。

カジヒデキとリディムサウンター 『TEENS FILM』
11月3日発売(入荷は明日2日)
01. あこがれ / Holy Holy Holy

02. 僕のベイビー・レモネード / My Baby Lemonade
03. 可愛い革命の詩 ~ 灼熱のサーヴィス・エリア /Avocado Days
04. 亜熱帯ガール / Semi-Tropical Girl
05. PLAYBOY PLAYGIRL / Playboy Playgirl

06. River River / River River
07. もう恋しちゃう!/ It's a Dream World
08. スローモーション / Slow Motion
09. Happy Talk / Happy Talk

10. レモンとオレンジとスクラップ・ブック / Lemon,Orange and the Scrapbook
11. パラソルでグッバイ / Parasol
Bonus Track : TEENS / Teens

福山市、いや広島県、多分中国地方最大枚数のイニシャルでお待ち申し上げております!